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トキが赴任した北の拠点。
最近、管理が甘いと本社でも耳をする。 来週は社内監査だ。 トキは監査対策の為、俺を呼びつけた。 タキはまだ業務を理解していないから 人質を取られている様なもんだ。 俺の出張を快く了解した(笑) 昼前に着いたがトラブルで人が揃わない。 昼飯を食べてからと言う事になりあまり 美味しく無い弁当を拠点長とトキの三人でつつく。 本社では口に出来ない様な話も出たが それを言うのであれば社内監査はそこそこ 出来ていないとならない。 今日は良い。 来週迄に対策が出来ていれば良いんだ。 んで実際蓋を開けたら… 面白い様に出てくる出てくる。 厳しい表情を見たことが無かったトキの顔が かなり真顔だった。 結局3時間近くかけて一通り項目チェックは 完了した。 北の拠点に来て独りと言う機会はなかなか無い。 そんな訳で何時もとは違ったルートで帰る事にした。 その実、俺はこの辺に二年間ほど住んでいた。 今を遡る事三十年前の話だ。 そしてその三十年は俺の記憶が全く正しく 無い事を判らせてくれた。 俺の記憶とは違う街になってたもん。 トキへの義理は果たした。 北の拠点に来る事も減るだろう。 もし今回の様な機会があれば車窓からだけ ではなく、実際に降りて歩いて見たいものだ。 PR |
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なのかね?(笑)
日に日に専制のレベルを上げるタキ。 ケンは沈黙してシンは異動後を見据えている。 タキが部門の責任者になって十日も経たず この有り様。 お偉いさん達はよっぽどトキが嫌だったんだろう。 俺もタキにはもう何も望まない。 未経験者が勝手ばかりやりゃ答えは自ずと 出てくるってもんだ。 後はどれだけタキの時代なのかって事かな。 コマクの耳にも入っているみたいだし… 奴とグルだと思われるのも嫌だな。 適当に距離をおこう。 なんか俺の勤め人人生は人に恵まれなかった。 きっとそう言うもんなんだろう。 それを享受して残りの日々を送るとしよう。 こんだけ大きな会社なのにな… |
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今朝も雨。
やむを得ずに傘を持つ。 雨は次の季節を連れて来る。 新聞の旅行社の広告はもう赤色に染まっている。 紅葉見物に行く予定は無い。 せめてチラシでイメージだけでも膨らませて おこうかな(笑) あれだけ準備をしていたソフトボール大会。 なんか目標が無くなって気の抜けた週明け ともなった。 何かを始めないとね。 何が良いんだろ? 10月からは実行出来る様なスケジュール感。 多分、目標が無いとこれからは辛くなるだろう。 拠り所と言うべきか。 まぁゆっくり考えよう。 考える時間だけはあるんだからね(笑) |
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雨になっちまったんで、ソフトボール大会は
中止だ。 折角二ヶ月も練習してきたのに… 昨日もバッティングセンターへ行って来た。 良い案配に仕上がったと自画自賛(笑) ここでスケベ根性を出して、実戦モードの ボタンを押したのはいただけなかったな。 ピッチャーは西武の菊池。 左対左だが多分右で構えても結果は同じ だったんじゃないかな… 投げる映像は一緒。 据え物切りに馴れた俺の浅はかさ。 緩急を付けられただけでタイミングは取れないし カーブとか投げられちゃったら手も足も出ない。 21球でボールを捉えられたのは一つも無かった。 むぅ… 無念。 一二の三じゃダメなんだよね。 ちと考えにゃな… |
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家人からの依頼でオレンジ色の電車に乗った。
新宿駅を過ぎて見慣れぬ風景が目に入る。駅に着きその駅のランドマークとも言う 建物に向かう。 その道すがら、朧気なデジャブ。 どうも思い出せない。 建物に入り所用を済ませた。 建物から出ると夏の余韻の残る湿度のある 熱風が身を包む。 拭えないデジャブに苛立ちながら駅に向かう。 何が切っ掛けなのかは判らない。 目にかかっていた霧が一気に晴れた。 デジャブじゃない。 来た事のある街。 全ての記憶が繋がった。 なんの事は無いとんでもなく悪い条件の会社に 面接に来たんだった(笑) あの時は昼間だったからな… 雰囲気が違って感じたんだ。 人材不足が取り沙汰始めている。 今の会社も新卒が採れなかったそうだ。 中途の採用も本格化すると言っていた。 あの会社はどうしたんだろう。 電車に乗ったと同時にパズドラをやって その感傷はどこかに置いてきてしまった。 |

