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27階の窓から見る夜景は素晴らしい。
しかし隣のブースから聞こえて来る会話は その素晴らしさの欠片すら感じさせない 事務的なものだ。 俺よりも厳しい環境の人とアドバイザーとのやり取りか… 夜景と漏れ伝わって来る会話の複雑な融合を 楽しむでもなく、むしろその状態に壁や窓と 同じ様に同化させられたと言うべきか… その不愉快な状態は乾いたノックで断ち切られた。 俺の相方の登場だ。 挨拶を済ませ、早速求人案件の説明に入る。 先週受けた面接も驚愕ものだったが、 今回もそれに劣らぬ位の案件だった。 流石に隣の声すら耳に入って来ない。 俺も平静じゃなかっただろう(笑) これだけ盛り上げておいて、ヘッドハンター氏の 最後の言葉が、見事だった。 「先方の動きは遅い。」 適任者が居なければ採用は見送るって筋書きか… 以前いた業界大手だから、俺としては異存無し なんだけどね… 春までに決まれば良いそうだ。 俺は春までいたくない(笑) PR |
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