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俺の勘なり読みの事。
デカイババァに入り用の人材名を とりま、伝えた。 当然と言うのか想定内なのか フムフムと言った感じ。 以前の同僚を採りたいと打診を してみたがこれ以上のコストは 掛けられぬとあっさり却下。 春以降はデカイババァが居なくなる 布陣を考えていたけど何か居る みたいな感じ。 それはそれなんだけど、結局何処へ 行っても便利屋稼業って事だ。 世紀末株式会社での俺の評価は 多分そうなんだろう。 中枢に来ても精々奴隷頭。 基本的な扱いは全く変わらないね。 デカイババァの口からは今居る 部下への悪態ばかり。 確かに他部署から見ていても 同感ではあるものの、今後は こいつらを含めてどう廻して 行くかのビジョンは無い。 スクラップはやるからビルドは やれと言う事か… まぁ考えても答えにはたどり着け そうもない。 頭の中は今居るスタッフの顔と 名前がループしている。 一人で良いから味方になってくれる 奴が居てくれれば良いのだが… このルーレットは停まりそうも無い。
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雨音で目覚めた。
何時もより二時間は寝てる。 それでももう少し寝ていたい。 ゴミの回収が最近は早い。 是非も無し… 漸くたどり着いた休み。 思えば殆ど席にいない1週間。 4日しか無いのにこの様。 ゴミ出ししたら二度寝したい感じ。 仮想空間はエイル攻略中。 色々な編成で聞く名前故に押さえて おきたい駒であるが、ニーズヘッグ 同様にスキル上げが課題。 ガチャは例によって被り捲り戦意喪失。 ランク上げも兼ねて周回しまつ。
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お局様達のキツいご指示があり、
北の出先に着陣。 出先の長に状況を説明して快諾を 得る事が出来た。 向こうはそれだけの事で来たのかと 怪訝な顔だったが引継ぎを実際は 逃げ回っているバランも不在なので テキトーな息抜きが本音の所。 中枢へ行ったら監禁状態となるだろう。 今までのご褒美って事でね。 夜は会食。 居酒屋でゴチとなり簡単な送別会。 あまり来ない土地故、さっさと終えて 夜の町を散策。 寒かった。 宿に戻りバスタブへ温水を張った。 生き返ったね。 寝酒を呑んで昇天。 初めての宿にしては寝られたのは驚き なんだよね。 朝飯は立ち食い蕎麦。 何故か出し汁仕立て。 呑んだ翌朝はしょっぱいものに限る。 夜は雨らしい。 帰社次第だが早く帰る様に手を打とう。
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新しく就業した派遣さん。
所謂、ポテ採。 俺的には珍しく悩んだ。 バランが同席していなかったら 別の答えを出したかも知れない。 変にしゃべり過ぎるから忖度が 入ったのは事実。 こう言う雑音を自分で調整するのも 能力なんだけと、可能性と言う 所に重きをおいて採用した。 初日と言う事もあろうし、かなり緊張 していたのも判る。 周囲のウケはめっぽう良く、世話焼きが 多いから教わるには事欠くまい。 でも俺の勘はハズレに針が動いている。 多分、見た目以上にプライドが高く 傷付く事が嫌なタイプ。 ゼブラが喜んで面倒は見るだろう。 俺はその時にそこにはいない。 俺の勘がハズレている事を切に祈るのみ である。
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サージに呼ばれ凄まれた。
色々な資料を作る様に言われていたが 落剥した人の依頼よりも今を優先。 それでも頼って来るんだからマジで 人がいない。 急遽、子会社の工場へ行きガルフと 打ち合わせてこいとの御達し。 来客と3つの会議をすっ飛ばす事となる。 カイオウとカーネルは苦い顔。 代替りした筈だが俺に関してはそうでは 無さそう。 そもそもスペードの担当業務。 俺が入社して右も左も判らない時に 巻き込まれ、奴が寿退社した後は 所在不明のまま放置されていた。 ガルフがそこのトップに送り込まれ、 早々にサージへSOSを打電。 先週二人で密談をした結果がこれに 繋がる。 便利屋稼業もこれに極まれり。 異動まで3週間。 これ以上割り込まれたら引継ぎは無理。 バラン、後は頼みます。
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